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論文

Superconductivity in repulsively interacting fermions on a diamond chain; Flat-band-induced pairing

小林 恵太*; 奥村 雅彦; 山田 進; 町田 昌彦; 青木 秀夫*

Physical Review B, 94(21), p.214501_1 - 214501_7, 2016/12

 被引用回数:57 パーセンタイル:89.17(Materials Science, Multidisciplinary)

平坦バンドが超伝導性を示す可能性を探るために、平坦バンドを形成する最も単純な準一次元系の一つであるダイアモンド鎖上の斥力相互作用するフェルミオン系について調べた。厳密対角化法と密度行列繰り込み群法を用いて調べた結果、フェルミエネルギーに近い空の平坦バンドと相互作用する分散バンドが満たされる1/3フィリングよりも少しだけ小さなフィリングで、長い相関距離を持つクーパー対が有意な束縛エネルギーを持つことがわかった。さらに、この対相関関数は、ダイアモンド鎖の外側のサイトに存在するフェルミオン対によるものであることを明らかにした。また、厳密に1/3フィリングの時、系は絶縁体になり、ダイアモンド鎖の外側のサイトに存在するフェルミオンがトポロジカルに区別可能なエンタングル状態を形成していることがわかった。

論文

Multipole correlations in low-dimensional $$f$$-electron systems

大西 弘明; 堀田 貴嗣

Journal of the Physical Society of Japan, 75(Suppl.), p.266 - 269, 2006/08

最近、NpO$$_{2}$$の八極子秩序の可能性が理論と実験の両面から議論されるなど、$$f$$電子系における多極子自由度に起因する電子物性が注目を集めている。本研究では、$$j$$-$$j$$結合描像に基づく多体$$f$$電子模型を、密度行列繰り込み群法によって数値的に調べる。講演では、結晶場ポテンシャルや$$f$$電子数を変化させた場合の詳細な解析結果を報告し、$$f$$電子系における多極子相関を議論する。

論文

Spin, charge, and orbital correlations in the one-dimensional $$t_{rm 2g}$$-orbital Hubbard model

Xavier, J. C.*; 大西 弘明; 堀田 貴嗣; Dagotto, E.*

Physical Review B, 73(1), p.014405_1 - 014405_9, 2006/01

 被引用回数:9 パーセンタイル:41.49(Materials Science, Multidisciplinary)

一次元$$t_{rm 2g}$$軌道ハバード模型の基底状態におけるスピン・電荷・軌道相関関数を、相互作用パラメータ及び電子数を変化させた場合について、密度行列繰り込み群法を用いて系統的に解析した。まず、コバルト酸化物を念頭に、電子数$$n$$=5の場合について調べた。その場合、相互作用の大きさを変化させると、非磁性絶縁相と強磁性相の間で一次相転移が起こることがわかった。また、フント結合がゼロの極限では$$SU(4)$$対称性が存在するが、フント結合が弱い領域でも、この特殊な$$SU(4)$$対称性の名残として、四倍周期のスピン・軌道状態が実現することがわかった。さらに、電子及びホールドープによって電子数を$$n$$=5から変化させた場合には、絶縁的な状態から金属的な状態へと変化することがわかった。

論文

Suppression of spin frustration due to orbital selection

大西 弘明; 堀田 貴嗣

Physical Review B, 71(18), p.180410_1 - 180410_4, 2005/05

 被引用回数:5 パーセンタイル:26.1(Materials Science, Multidisciplinary)

$$e_{rm g}$$軌道縮退ハバード模型の基底状態及びスピン励起状態を密度行列繰り込み群法によって解析し、ジグザグ鎖と梯子格子の場合の比較から、幾何学的フラストレーション系における軌道自由度の役割を調べた。いずれの格子でも強的軌道状態を取るが、梯子格子では二本脚間のスピン相関が残るのに対して、ジグザグ鎖では、スピンフラストレーションを解消するような異方的軌道状態を取り、二本の一次元反強磁性鎖が弱く結合した系と見なせることがわかった。また、ジグザグ鎖では軌道揺らぎが小さく、異方的な交換相互作用を持つ有効スピン模型によって、低エネルギーでのスピン状態が理解できることを示した。

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